50. 実験的な試み

実験的な試み日本から11名のライダーを受け入れてみました。場所は、東チロル(オーストリア)と南チロル(イタリア)の1週間です。実行委員はドイツ人3名と私での 「実験的試み」 です。従来から 「欧州バイクツアー」 なるものはありますが、高止まりな旅費、現地ライダーの不在、バイク知らずの素人通訳、いわゆる団体旅行飯 ...などの幾つか、もしくは全部が当てはまるものが多いようです。

この旅行の基本は、「ドイツ人ライダーの様な1週間」 を体験してもらおう、でした。つまり、「ドイツ人だったらこう旅する」のような感じです。日本からの飛行機代、現地でのレンタルバイク代だけが、「日本人ライダー特有な問題」 であって、他は10万円台で済む、を実現しました。敷居を低くする、そして 「もっとたくさんのライダーに欧州の、特にアルペンツアーを体験してもらいたい」 が動機です。「お得でもっと良い」 が目標でした。

透明性の高い明細、現地ボランティアライダーが同行、バイクを知り尽くした通訳が常駐、口うるさいドイツ人にも納得な料理の数々、他にも一人一台のプリペイド携帯の貸与(日本の携帯に比べて電話料金が半値以下)、何かの時にバックアップしてくれる現地の警察官や弁護士ライダーとの幅広い連携など。今までの旅行とは明確な一線を画した欧州ツーリングです。

1枚目の写真はドイツ側からオーストリアに入ってきた所で、国境のトンネルをくぐるとアルペン街道が始まっています。2枚目はチロルの山々を望む宿屋のベ ランダからの写真です。3枚目は今日のツーリングを踏まえての明日の予定を皆さんが寝入った後でのMeeting です。左端からトーマスさん(元白バイ隊員の警察官でBMW乗り)、マンフレッドさん(会社員でホンダ乗り)、トーマスさん(会社員でBMW乗り)です。

夕食時の現地ライダーとの英語や通訳を交えての 「ワイワイガヤガヤ」 は好評です。ドイツ人ライダーたちにとっても興味の尽きないツーリングになっているようです。しかし、お金儲けとは無縁なこのようなツアーでしか 「本物志向」 を満足させることが出来ないとしたらちょっと残念な気もしますが、「自分だったらこうしてもらいたい」 だけを考えたツアーでもありました。