48. これもイタ飯

これもイタ飯ドイツでもイタリアでも、スパゲッティ・ミートソースは、スパゲッティ・ボロネーゼと言います。ドイツでも、日本でのように、大変にポピュラーな食べ物です。でも、ボロネーゼをスパゲッティにかけて食べるのはドイツのような周辺国で一般的で、それ以外のパスタはまず使いません。イタリアではボロネーゼはソースの意味で一般的で、必ずしもスパゲッティにかけるものでも無いようです。隣国のドイツ人たちも知らないようなパスタがたくさんあります。でも最近はこの周辺国風スパゲッティ・ボロネーゼがイタリアでも目に付きます。

イタリアに行くようになって、スパゲッティの茹で加減を気にしなくなってだいぶ経ちました。最初の頃は、相当に期待していましたが、大抵は外れでした。なぜ、本場でそうなのか?考えてみれば、日本食が好きな外人が日本に来て、「なんですかこのお米は、飯粒が立っていないどころか、潰れているし、お米の管理や、水加減がいい加減なんじゃないんですか?」と食堂で言い放ったら、お店の人にたたき出されそうです。それと大同小異な期待感なのでしょう。日本のお店だって、いい加減に茹でた麺のような飯を、平気で出している所も多いわけです。主食に近いものは、日常の忙しさの中で、いい加減に扱われる良い例でしょう。ドイツ人のジャガイモの茹で加減だって、ピンキリです。

イタ飯は、その隣国に居ながら、また、しばしばイタリアに来ていても、まだまだ分かりません。今回も、ボロネーゼを3回食べましたが、3回ともバターがのっかっていましたし、3回の内2回は、学食の作り置きの麺の様でしたが、写真の物は茹で加減が完璧でした。例のかわいこちゃんのお店の昼メニューの前菜と主菜の間の中継ぎのような位置にあったスパゲッティ・ボロネーゼでしたが、前菜は皿一杯のサラミの薄切りにパン、そしてこの麺、主菜は骨付き豚肉のグリルにフライドポテト、デザートは定番のアイスとコーヒーでした。