34. 休暇第1日目

休暇第1日目昨日から始まった、近年に稀な一人っきりでの10日間のバイク休暇。出発は女房と子供を送り出してから、バタバタしてしまい、正午過ぎとなりました。あまり遠くまで行けず(行く気がせず?)、とりあえず南下して、いつもの南チロルではない、西アルペンを目指しました。

この写真は、スイス国境傍の村の宿屋の野外席で夕飯を食べているところです。この宿屋は満杯で、他の宿屋に投宿したのですが、そこで、1400GTRは災難を逃れることができたのです、多分。

私が長い夕飯を食べ終えて、近在の村や街で宿屋を探したのですが、どこも満杯、街道筋の宿屋にやっと部屋を見つけたものの、駐車する場所がスイス、オーストリア、ドイツの国境付近の大通りに面したところでした。

部屋に荷物を入れて、ほぼ駐車した場所の真上の3階の窓からバイクを眺めていたら、案の上、オランダナンバーのバンが私のバイクの脇に停まって、男二人が出てきて、バイクを見回した後で、片方が携帯で電話し始めました。私はすぐに下に降りて行って、宿屋のオヤジさんに事情を説明すると、「ここには客用に車庫が無いけど、コックが裏に住んでいて車庫があるから聞いてやるよ」とキッチンに飛び込んだのと入れ替えにコックさんが出てきて、「事情は聞いた、そりゃ心配だろう、俺の車庫に入れな」と言って、コック姿のままホテル裏の彼のアパートの下の車庫を空けてくれて、鍵まで渡してくれたのです。すぐにバイクのところに行って移動させようとしたら、そのオランダ人たちが私に、「いいバイクに乗っているね」とぬかしたので、「コノヤロー」の気持ちを抑えて、「ありがとう、いいバイクだよ」と言うと、私が移動しきる前に電話を切って、そのまま出発していきました。

おそらく彼らは客にあたりをつけていたところで、夜中(多分、2時過ぎ位)に来て積み込んで、1400GTRは一巻の終わりだったのような気がしました。もし、宿屋のオヤジさんが何らかの対応をしてくれなかったら、さまざまにロックした後で、8時過ぎから12時頃まで寝て、次の目的地を目指す覚悟でいました。