24. インスブルック

インスブルック

昨日、駅の売店で思わず買った雑誌 「BERGE(読み:ベルゲ / 邦訳:山々) 2008年第2号」の表紙の写真です。日本でいう「チロル」と言えば、このインスブルックを州都としたチロル地方を指しますが、この雑誌の表紙にこの写真が載っていました。

インスブルックは、日本のアルプス山脈より少し高め(多分、400~500m程)の山々に囲まれた場所で、市内にイン川が流れています。人口は約13万人で、オーストリアではウイーン、グラーツ、リンツ、ザルツブルグに次ぐ5番目に大きい都市です。

この街のどこかは忘れましたが、18年以上前に人に手配してもらった郊外の宿屋の朝に、真近に見上げた山々の高さに圧倒されたことを覚えています。山の麓の縁だった事もあり、圧迫感があるような高さに見えました。息苦しい、諦めの境地に至るような雰囲気をこれらの山々は持っています。日本人的感想では、「神々が宿る山々」のような荘厳さだったのですが、一神教のヨーロッパ人にとっては対峠する自然以外の何物でもないでしょう。

この写真は、そう言った当時の雰囲気を払拭するような現代的なイメージでインスブルックを捉えていて、感心して、思わず買ってしまったのです。内容的には、目新しいものが期待できない雑誌でしたが、この表紙の写真には価値があると思いました。